Jの30代からの男磨き・恋活日記

30代独身男のリアルな恋活について

GW中に出会った美女2人(前編)

Jです。

 

皆様、今年のGWいかがお過ごしだっただろうか。

ストリートナンパに明け暮れた人も、アポに忙しかった人も、成果を残せた人も、残せなかった人も・・

今日は俺が今年のGWでの印象的な出会いの2つのアポについて書いておこうと思い、今パソコンに向かっている。

可能な限りリアルな体験や自分が感じた感情をありのままに記しておきたい。

 

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俺のGWは波乱から始まった。

 

GW前半の4月下旬の初夏を感じる陽気の中目黒。

俺は20代前半の可愛らしい女性と会っていた。

 

彼女とはマッチングアプリでマッチし、すぐにメッセージ上で意気投合し、毎晩のように電話も沢山してようやくアポに漕ぎ着けた女性だった。

 

見た目は綺麗系というよりは元気いっぱいの可愛い系だ。

写真の笑顔がとても可愛く、自分好みのほとんど一目惚れだった。

写真のイメージの通り、華やかというよりは素朴だがパーツは整っていて、思わず守ってしまいたくなるなるような可愛い顔をしている。

 

そんな彼女とはアポ初日まで結構時間が空いていて、会う前に2週間ぐらいはずっとLINEや通話でコミュニケーションを取るしかなかったが、それが毎日の楽しみになっていたことも事実だ。

彼女の声が聞けるだけでも嬉しいし、彼女がいるから仕事にも精一杯励むことができていた。

 

そんなワクワクの2週間を過ごし、いよいよ迎えたアポ当日。

ちょうどその日はアポ前に美容室を予約していたこともあり、表参道の美容室でカットとセットをしてもらい、服装や清潔感にも気をつけ、万全の状態でアポに臨んでいた。

しかも今日は自宅でお泊まりの予定で相手の同意のもと予定を決めていた。何なら次のアポもすでに決めていてカップルリングを作るためのお店まで予約完了するほどだったので、俺も気合いが入っていた。

 

待ち合わせ時間の10分前には待ち合わせ駅に到着し、マインドを高めるために深呼吸をした。

彼女は電車が遅延している影響で少し遅れると連絡が来ていたので、駅を出た改札のところで待つことにした。

 

そしていよいよ彼女が駅に着いたというLINEが来た。

 

「いよいよか・・」

ずっとオンラインでしか会えなかった彼女とついにリアルに対面することになる。

緊張とワクワクの気持ちが錯綜するが、マインドを落ち着け、普段のアポ通り、余裕を持った立ち振る舞いを意識していた。

 

彼女が改札から出てくる。

遠目からでもすぐにわかる写真通りの女性だった。

笑顔が可愛く、まさに守ってあげたいと思えるような小柄な体にキュートな笑顔。

綺麗目系というよりは可愛い系の服だった。

 

会った瞬間相手の顔をまじまじと見すぎて相手を緊張させてしまったかもしれない・・

 

すぐに彼女との身体の距離感は縮まった。

外から見れば彼氏・彼女のような距離感で横並びで歩き出す。

自分自身、久しぶりの自分好みの女性とのアポでとても高揚していた。

 

この時はまさか最終的にあんな結果になるとは露知らず。

 

彼女の顔を見ると少し緊張しているようだ。

緊張をほぐすように優しく話しかける。

そんな彼女は笑顔でしっかり答えてくれいた。

 

桜も散り、初夏の緑に溢れる目黒川沿いをいっしょに歩いた。

天気は曇り気味だったが、夕方のそよ風が気持ちいい時間帯で、彼女の横を歩っていることが幸せだった。

浮かれた気持ちを抑えながら、車や自転車に気をつけながら彼女を歩道側に寄せつつエスコートする。

 

当日は夜からお店を予約していたが、時間まで少し時間があるので、電話で話していた目当てのカフェに向かった。

あいにく満席で並んでいる状態だったので、別のカフェにせざるを得なかったが、無事落ち着いたカフェに入ることができた。

 

彼女はクランベリージュースを頼み、俺はカフェラテを注文した。

美味しそうに飲む彼女が可愛く見えた。

 

しかしこのカフェで話をしている時から少し違和感を感じ始めていた。

この違和感が後々の自分の言動に影響してきたのかどうかはわからないが、うまく行ったアポと違い、違和感があることは相手からのサインだったりするものだ。

 

カフェでゆっくりしながら話をする中で気づいたのだが、彼女との会話が少し弾まないのだ。

いつもであれば自分から話題を振り、質問をし、全力で相手を楽しませようとするのだが、なぜかこの日の俺はそんなこともせず、ただ流れに身を任せるばかりだった。

 

2週間もメッセージや電話を通してほとんど付き合おうという状態にお互いなっていた。

そして当日にただ俺が直接告白するだけ、というような状態だったことは確かだ。

 

そんな状態にあぐらを書いて初心を忘れたのか?

自分に甘えがあったのか?

 

彼女のテンションも明らかに電話で話していた時と違ってあまり積極的に話が出てこないようだ。

この時からすでに彼女はすでに無意識的だったとしてもサインを出していたのだと思う。

 

うまく言語化はできていなかったが、そんな違和感を感じながらカフェを後にし、予約していたお店に向かう。

向かう途中は引き続き彼女をエスコートした。

自分から手を繋いだ。彼女もしっかり握り返してくれた。

この時はカフェの違和感は消えていて、他愛ない話をしながらこれからの夜の時間を楽しみに感じていた。

 

お店に到着。

通された席はカウンターではなく、店奥の狭いテーブル席だった。

この時、「失敗した」と少し感じていた。

案内された席は隣の席との距離が近すぎる。しかも運悪く隣が30-40代ぐらいの女性の女子会が開かれているようで本当に騒がしい。

これではムードを作ったり、より深い話を静かにすることなんてできなさそうだ。

彼女との会話に意識を集中しようとするが、隣の騒がしさに集中を削がれ、段々苛立ってきた。

 

彼女は特に気にせず、という感じだったが、俺が会話に集中できずあまり楽しめていないような雰囲気を察知したのだろう。いつの間にか彼女も口数が少なくなっていた。

 

それでも1時間半ぐらいはご飯を食べながら時間を過ごしただろうか。

俺のこれまでの経験からいけるアポ、いけないアポの違いは察知できるが、今日のアポはいけない部類に入るかもしれないと焦ってきていた。

なぜなら彼女が楽しそうではないからだ。

自分も感情をコントロールできず、彼女を真に落とすための思考や行動にエネルギーを割けなくなっていた。

 

雰囲気こそあまり良くなかったが、お店を後にした後、再び目黒川沿いを散歩しながら挽回しようと思った。

お会計の時間となり、店員さんがチェックを持ってきてくれた。

チェックの前に彼女に「トイレ行ってくるね」と一言。

 

 

 

 

トイレから席に戻った時にはそこに彼女の姿は無かった。

 

 

 

 

すぐに悟った。

 

一気に血の気が引いた。

 

頭が真っ白になった。

 

すぐに確認したがLINEはブロックされ、インスタから消えていた。

 

現実を受け入れられなかった。

 

この後は自宅でラブラブデートをするつもりだった。

 

翌週にはカップルリングを作りに行く予定だった。

 

これから二人で楽しい時間を作っていく気でいた。

 

全てが一瞬にして消え去った。

 

あまりの情けなさに打ちのめされそうになった。

 

こんなはずじゃなかったのに・・

 

思考がグルグル動き回り、全く整理ができていなかった。

 

 

 

 

その日は結局マッチングアプリで別の30代女性とその後アポを組み、そのままお持ち帰りした。

ただ心の空虚感を埋めるだけの作業。

とても虚しくなった。

男としての自身を打ち砕かれた。

そこから一週間は常に頭にその子が現れては消え去りの繰り返しだった。

どうしても忘れられなかった。

 

 

その後自宅でゆっくりと敗因を考えていた。

いくつか理由が見つかった。

 

  • 単純に実物を見て見た目的にあまりタイプだと思われなかった。(自分のコントロール外)
  • デートプランが甘かった。(コース、お店選び、席の種類の事前の確認)
  • コミュニケーション力不足(相手を惚れさせる振る舞い)
  • マインドセット(全力で口説く姿勢)

 

今回、自分の中に甘さがあったことが全ての敗因だと思っている。

自分のマインドセットの問題だったと思っている。

自分の感情をコントロールできずに成り行きでアポをこなすとこういった結果になることを改めてガツンと頭をハンマーで殴られたぐらいのインパクトで学んだ。

 

結局これも更なる成長のための学び ーー  そういう風に割り切って次に進むことにした

 

そしてGW後半でこの出来事が吹き飛ぶことになる出会いがあるとはこの時はまだ知らなかった。

 

(後編)に続く